肝細胞は、他の細胞に比べて

ミトコンドリアの量が非常に多い。

 

ミトコンドリア2

 

なぜなら、

“解毒”という非常に重要な働きを

担っている。

 

実は、

禁酒で肝臓を休ませている期間こそ、

肝臓内のミトコンドリアをイキイキと

甦らせ、次なる飲酒の機会に備えて

ミトコンドリアを再活性させている。

 

ミトコンドリアは、非常に多くの

酸素を必要とする器官で、

 

酸素を使うということは、

同時に多くの活性酸素を発生させる。

 

つまり肝臓は、他組織よりも大量の

活性酸素を作ってしまう。

 

だから肝臓を休ませて、

大量に活性酸素を発生させないように

しておくことが重要になる。

 

肝臓を回復させるためには、

やはり飲まない日、飲まない期間を

つくる必要がある。

 

そして、ビタミンB群をしっかり

補充することが、

肝細胞の修復につながる。

 

また、ビタミンAも肝細胞の修復に

重要な栄養素で、体内のビタミンA

80%は肝臓に貯蔵されている。

 

さらにADHAlDHは、

アルコール代謝だけではなく、

ビタミンAの代謝にも関わっている。

 

だから、肝臓を休ませて、

肝臓のビタミンAを減らさないように

することが大事になる。

 

肝臓を休ませる一定の期間には、

ナイアシンをしっかりと

補充しておく。

 

以上、溝口徹先生の著書

「お酒の困ったを解消する

最強の飲み方」より編集引用である。

 

肝臓を修復するためには、

ミトコンドリアを

活性する必要があり、

 

活性する為には、酸素も必要になり、

酸素が有れば、活性酸素も発生する

ここでは、抗酸化物質が有効になる。

 

活性酸素1

 

お酒を飲まない期間を意識的に作り、

その期間に、ビタミンB群、

ビタミンA、ナイアシンを

しっかりと摂取することが解る。

 

肝臓を治す為のファステイングでも、

これらのビタミンが必須になることは

想像出来そうである。

 

以前のブログで、ガンを治す為に、

ミトコンドリアを元気にすると、

記載しているが、そう、そこでも、

内蔵を休ませる為に、一時的に、

食を取らない、ファステイングが

有効だと載せているが、

 

そう、ミトコンドリアを

元気にすれば、

色々な疾患の予防になる。